何故、「正社員じゃなければダメ、フリーターはクズ」という風潮があるのか??

インターネットではよく「フリーターはクズ」「フリーターはニートと同じ」という意見が出てくることがあります。

しかし、フリーターに対する世間の声(両親・親戚・友人など)も厳しく、嫌味を言われたり、無言のプレッシャーが来る方が多いようです。

では、なぜ「正社員じゃなければダメ」「フリーターはクズ」という風潮があるのでしょうか?

何故、フリーターはダメという風潮があるのか??

まず、フリーターの定義の再確認ですが、フリーターとは「定職につかず、アルバイトで生計を立てる人」かつ「15歳~34歳の非正規労働者」の事を指します。

つまり「34歳までの非正規労働者」はフリーターに当てはまることになりますね。

次に厚生労働省が発表している「正規雇用と非正規雇用の割合」のグラフを確認してみましょう。

参考:正規雇用と非正規雇用の推移

  • 正規雇用(27年度):全体の約63%(内アルバイト約8%)
  • 非正規雇用(27年度):全体の約37%

以上からアルバイトは働く人の中の「わずか8%(12.5人に1人)」しかいない事が分かります。

一方、正社員は働く人の中の「63%(1.6人に1人)」と多数派になります。

また、公務員試験や一般企業にも“年齢フィルター”があり、「29歳未満」「29歳以上」で制限をかけている企業が多くあります。

「フリーターはクズ」という意見を持つ方の意見

ここで「フリーターはクズ」という一般常識に対するツイッターを利用する方々の意見を集めてみました。

意見としては大きく

  • 「フリーターは責任感が足りない」
  • 「自分に甘いからこうなったんだ」

という2つの意見が目立ちました。

やはり、フリーターは正社員にバカにされやすく、家にも居づらいと身分が低い分、意見が言いにくい現状だと言えますね。

これらの風潮、流れから「正社員じゃなければダメ、フリーターはクズ」という意見を持つ企業・人が多いことが考えられます。

別にフリーターでもいいと思うが世間の目に耐えられないなら働くのも悪くないと思う

 

このように正社員が多数派のため、正社員の意見が通りやすい“空気”があり、今後もしばらくはそれが続いていくことが考えられます。

しかしながら、フリーター側からしてみれば「約4割が非正規」「アルバイトや派遣社員で社会は回っている」「働き方は自由なのでは?」という意見もありました。

つまり、一般的には「フリーターでも別に悪くない」というのが多くの方の意見でありつつ、「このままフリーターで仕事がなくなっても知らないよ」という事だと思います。

これに対し厚生労働省としては「多様な正社員(2極化を緩和)」を目指しているとして、「勤務地限定」「時間限定」の“限定正社員”を薦めています。

参考:「限定正社員」どんな制度? 解雇ルールで労使対立

さらに結婚した女性が働きやすいような「扶養控除(配偶者控除)」の見直しや、正社員でも副業ができるよう「原則容認」の姿勢を示しています。(会社の許可が必要)

参考:日本企業で副業が「原則OK」へ?働き方改革に戸惑いの声

まだまだ「副業禁止」の正社員や女性が働きやすい会社は少ないですが、徐々にそれも変わりつつあるということですね。

このように働き方の常識が変わりつつある現代で「何を大切にしていくか?」で働き方を自分で決めていく必要があると言えます。

スキルを身につけるなら「正社員」が手っ取り早い

もし現在フリーターの方で「今何をすればいいか分からない」「将来が不安」「正社員に1度はなってみたい」という20代後半~30代前半の方ならば「1度正社員になる」ことをオススメします。

なぜなら「スキルがないまま40代・50代になることは極端に仕事の幅を減らすことになる」からです。

35歳以降はアルバイトも受かりにくいといわれる中で、何かしらのスキルを持っておけば、フリーランス(自宅で仕事を受ける)や独立が可能になります。

しかし、全くスキルがないというのは危険なので、1番手っ取り早くスキル習得ができる「正社員」が良いということです。(派遣社員はさらに即戦力が求められるため)

フリーター専用の転職エージェントを使えば理解者に支えてもらえる

20代以降のフリーターの方が今から正社員を目指すためには「ハロワ」「求人誌」「求人サイト」を使うのが普通です。

これは間違いではないのですが、いきなり使う場合ハロワなどには

  • ◯ブラック企業(残業代が出ない・年間休日120日未満・残業100時間以上など)
  • ◯カラ求人(実際は募集していないが、名前を売るために募集している企業)

といった求人が多いです。

そこでフリーターも利用できる「転職エージェント」を先に利用しましょう。

転職エージェントって何?

転職エージェントとは「エージェント(人事)が個人と企業の間を取り持ってくれる求職サポートサービス」です。

無料で「履歴書の書き方」「面接」「企業紹介」のトータルサポートをしてくれます。

なぜ無料なのかというと「転職エージェントは企業から“月額”または“採用者の推定年収の3割”のマージンを受け取っている」仕組みが出来ているからです。

このため企業側もいわゆる“大企業”“ホワイト中小企業”が多く、熱意や実行力のある方をピンポイントで採用したがっています。

転職エージェントを先に利用することで「どんな企業がホワイトなのか?」を知り、それを学んだ上で「ハロワ」「求人サイト」を使うと、上手く就活がしやすいという事になります。

まとめ

フリーターは働く人の中で「全体の約8%」という少数派であることから、まだまだ「フリーターはクズ」という風潮にあります。

しかし、終身雇用や年功序列、年金制度などの社会の仕組み・法律が変わりつつある中で、「フリーターを続けながら夢を追いかける」「親が許す限り、一緒に住む」などの選択肢もアリだという意見も少なからずありました。

ただ、そうはいってもまだまだ「フリーターはスキルのある仕事がもらえない」「スキルがないと30代以降の仕事の幅が減る」というのは事実です。

自分の人生なので自由ではあるのですが、選択肢の1つとして「正社員」の道を自ら閉ざすのは早く、将来の事を考えて動き始める必要がありそうですね。

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